公開日:2025/03/18 最終更新日:2025/03/18

JVN#11230428
富士ソフト製+F FS010MにおけるOSコマンドインジェクションの脆弱性

概要

富士ソフト株式会社が提供する+F FS010Mには、OSコマンドインジェクションの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

CVE-2025-24306

  • +F FS010M V2.0.0_1101より前のバージョン
CVE-2025-25220
  • +F FS010M V2.0.1_1101より前のバージョン

詳細情報

富士ソフト株式会社が提供する+F FS010Mには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • OSコマンドインジェクション(CWE-78
    • CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 7.2
    • CVE-2025-24306
  • OSコマンドインジェクション(CWE-78
    • CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 8.8
    • CVE-2025-25220

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 管理者アカウントでログイン可能なユーザによって、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2025-24306)
  • ゲストアカウントでアクセス可能なユーザによって、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2025-25220)

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。
これらの脆弱性は、次のバージョンで修正されています。
CVE-2025-24306

  • +F FS010M V2.0.0_1101
CVE-2025-25220
  • +F FS010M V2.0.1_1101

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
富士ソフト株式会社 該当製品あり 2025/03/18 富士ソフト株式会社 の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所 倉盛 剛志 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2025-24306
CVE-2025-25220
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