JVN#16420523: SDoPにおけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

SDoPには、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

SDoPには、入力データの取り扱い不備に起因するスタックベースのバッファオーバーフロー（CWE-121）の脆弱性が存在します。

当該製品のユーザが、特別に細工されたXMLファイルを処理するよう誘導された場合、ユーザの環境で任意のコードを実行される可能性があります。

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開発者は、本脆弱性を修正するコミットをバージョン1.11として追加しました。

ベンダ	リンク
Philip Hazel	GitHub SDoP
	commit ff83d85: Prevent stack smashing if revisionflag is given a stupidly long value

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:L/AC:H/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

基本値: 7.0

分析結果のコメント

ASLRやStack Canaryなどのセキュリティ機構が普及してきていることを考慮し、AC（Attack Complexity）をHighと評価しています。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者：NTTセキュリティホールディングス株式会社川古谷　裕平氏