公開日:2008/06/27 最終更新日:2009/05/28
      
        JVN#18700809
        サイボウズガルーンにおけるセッション固定の脆弱性
              
      
      サイボウズ株式会社が提供するグループウェアであるサイボウズガルーンには、セッション固定の脆弱性が存在します。
- サイボウズガルーン 2.0.0 から 2.1.3 まで
サイボウズ株式会社が提供するグループウェアであるサイボウズガルーンには、攻撃者によって送り込まれたセッション ID を使ってユーザがログインした際に、なりすましが可能となるセッション固定の脆弱性が存在します。
遠隔の第三者によるなりすましが行われることで、ログインしているユーザの権限で任意の操作を行われる可能性があります。結果として情報漏えいや改ざんなどが発生する可能性があります。
アップデートする
ベンダが提供する情報を元に最新版へアップデートしてください。
本件に関しては 2008年4月14日にベンダが情報を公開しています。
2008.06.27における脆弱性分析結果
| 評価尺度 | 攻撃成立条件 | 評価値 | 
|---|---|---|
| 攻撃経路 | Ethernet などローカルセグメント内 (Bluetooth や 802.11 なども含む) からの攻撃が可能 | 
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| 認証レベル | 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能 | 
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| 攻撃成立に必要なユーザーの関与 | リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される | 
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| 攻撃の難易度 | 専門知識や運がなくとも攻撃可能 | 
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この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者:株式会社ラック 石川 芳浩 氏
| JPCERT 緊急報告 | |
| JPCERT REPORT | |
| CERT Advisory | |
| CPNI Advisory | |
| TRnotes | |
| CVE | CVE-2008-6569 | 
| JVN iPedia | JVNDB-2008-000034 | 
- 2009/05/28
- 関連文書に CVE を追加しました。






























