公開日:2025/03/12 最終更新日:2025/03/12
      
        JVN#19358384
        hostapdにおけるRADIUSパケットの不適切な処理
              
      
      Jouni Malinenが提供するhostapdには、RADIUSパケットの取り扱いに不適切な部分があり、中間者攻撃を受ける可能性があります。
- hostapd バージョン2.11およびそれ以前
Jouni Malinenが提供するhostapdには、RADIUSパケットの取り扱いに不適切な部分があり(CWE-826)、中間者攻撃によりRADIUS認証を強制的に失敗させられる可能性があります。
接続するwi-fiデバイスに対してRADIUS認証を行う構成でhostapdを運用している場合、hostapdとRADIUSサーバーとの間に位置する攻撃者が細工したRADIUSパケットをhostapdに送信することで、RADIUS認証を強制的に失敗させられる可能性があります。
パッチを適用する
開発者は本脆弱性に対応したパッチを提供しています。
[ベンダ情報]に記載されているパッチをすべて適用してください。
              CVSS v3
              CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:L
              
                
            
            
                  基本値:
                  3.7
                
                
              | 攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) | 
|---|---|---|---|---|
| 攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
| 必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
| ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
| スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
| 機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
| 完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
| 可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | 
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社インターネットイニシアティブ 草場 健 氏
| JPCERT 緊急報告 |  | 
| JPCERT REPORT |  | 
| CERT Advisory |  | 
| CPNI Advisory |  | 
| TRnotes |  | 
| CVE | CVE-2025-24912 | 
| JVN iPedia | JVNDB-2025-000017 | 




























