公開日:2023/08/18 最終更新日:2023/08/18
JVN#19661362
Proself における複数の脆弱性
緊急
株式会社ノースグリッドが提供する Proself には、複数の脆弱性が存在します。
- Proself Enterprise/Standard Edition Ver5.61 およびそれ以前
- Proself Gateway Edition Ver1.62 およびそれ以前
- Proself Mail Sanitize Edition Ver1.07 およびそれ以前
株式会社ノースグリッドが提供するオンラインストレージサーバ Proself には、次の複数の脆弱性が存在します。
開発者によると、本脆弱性を悪用した攻撃が既に確認されているとのことです。想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
- 認証情報を持たない遠隔の第三者によって、当該製品の管理画面にログインされ、任意の操作を実行される - CVE-2023-39415
- 当該製品に管理者権限でログイン可能な攻撃者によって、任意の OS コマンドを実行される - CVE-2023-39416
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ワークアラウンドを実施する
対策版を適用するまでの間、以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することができます。
- Proselfインストールフォルダ/webapps/proself/WEB-INF/xml/process/external/admin 配下の次の 2ファイルを削除する
- downloadhistory.xml
- setclustermyid.xml
ベンダ | リンク |
株式会社ノースグリッド | [至急]Proselfのゼロディ脆弱性による攻撃発生について(更新) |
Proselfのゼロディ脆弱性への対応バージョンに関する補足 |
この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
JPCERT 緊急報告 |
JPCERT-AT-2023-0014 Proselfの認証バイパスおよびリモートコード実行の脆弱性に関する注意喚起 |
JPCERT REPORT |
|
CERT Advisory |
|
CPNI Advisory |
|
TRnotes |
|
CVE |
CVE-2023-39415 |
CVE-2023-39416 |
|
JVN iPedia |
JVNDB-2023-000078 |