公開日:2025/09/01 最終更新日:2025/09/01

JVN#22016482
セイコーソリューションズ製SkyBridge BASIC MB-A130におけるOSコマンドインジェクションの脆弱性

概要

セイコーソリューションズ株式会社が提供するSkyBridge BASIC MB-A130には、OSコマンドインジェクションの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • SkyBridge BASIC MB-A130 Ver.1.5.8およびそれ以前のバージョン

詳細情報

セイコーソリューションズ株式会社が提供するSkyBridge BASIC MB-A130には、次の脆弱性が存在します。

  • OSコマンドインジェクション(CWE-78
    • CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 9.3
    • CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 9.8
    • CVE-2025-54857

想定される影響

遠隔の第三者によって、root権限で任意のOSコマンドを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した以下のファームウェアをリリースしています。

  • SkyBridge BASIC MB-A130 Ver.1.6.0

ベンダ情報

ベンダ リンク
セイコーソリューションズ株式会社 SkyBridge BASIC MB-A130の脆弱性と対応について

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:三井物産セキュアディレクション株式会社 荒牧 努 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2025-54857
JVN iPedia JVNDB-2025-000068