公開日:2026/10/28 最終更新日:2026/10/28

JVN#23695234
Yamaha LAN Monitor for WindowsのインストーラにおけるDLL読み込みに関する脆弱性

概要

ヤマハ株式会社が提供するYamaha LAN Monitor for Windowsのインストーラには、DLL読み込みに関する脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Yamaha LAN Monitor for Windows Ver.1.9.3およびそれ以前

詳細情報

ヤマハ株式会社が提供するYamaha LAN Monitor for Windowsのインストーラには、DLLを読み込む際の検索パスに問題があり、同一ディレクトリに存在する特定のDLLを読み込んでしまう次の脆弱性が存在します。

  • ファイル検索パスの制御不備(CWE-427)
    • CVSS:4.0/AV:L/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.4
    • CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 7.8
    • CVE-2026-103665

想定される影響

細工されたDLLファイルを同じディレクトリに置いた状態でインストーラを起動すると、管理者権限で任意のコードが実行される可能性があります。

対策方法

最新版のインストーラを使用する
開発者が提供する情報をもとに、本件の対策が行われている最新版のインストーラを使用してください。
本脆弱性は以下のバージョンで修正されています。

  • Yamaha LAN Monitor for Windows Ver.1.10.1
なお、本件はインストーラの挙動に関する問題であり、すでにインストールが完了しているソフトウェア自体には問題ありません。

ワークアラウンドを実施する
開発者は、対策済みバージョンの使用が困難なユーザに対して次の回避策の適用を推奨しています。
  • ヤマハ公式サイトから入手したインストーラのみを使用し、配布元が不明なインストーラを実行しない
  • 第三者から提供されたZIPファイルに含まれるインストーラを使用しない

参考情報

  1. Japan Vulnerability Notes JVNTA#91240916
    Windows アプリケーションによる DLL 読み込みやコマンド実行に関する問題

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 松本一真 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2026-103665
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