公開日:2024/06/12 最終更新日:2024/06/12

JVN#25594256
IPCOMのWAF機能におけるサービス運用妨害(DoS)の脆弱性

概要

エフサステクノロジーズ株式会社が提供するIPCOMのWAF機能には、サービス運用妨害(DoS)の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • IPCOM EX2シリーズ(V01L0x系)V01L07NF0201およびそれ以前
  • IPCOM VE2シリーズ V01L07NF0201およびそれ以前

詳細情報

エフサステクノロジーズ株式会社が提供するIPCOMのWAF機能にはサービス運用妨害(DoS)の脆弱性(CWE-908)が存在します。

想定される影響

攻撃者によって細工されたパケットを当該製品が受信した場合、システムを再起動させられたり、停止させられたりする可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版にアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した次のバージョンをリリースしています。

  • IPCOM EX2シリーズ(V01L0x系)V01L07NF0301
  • IPCOM VE2シリーズ V01L07NF0301

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
エフサステクノロジーズ株式会社 該当製品あり 2024/06/12 エフサステクノロジーズ株式会社 の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:L
基本値: 5.3
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)

謝辞

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2024-36454
JVN iPedia JVNDB-2024-000062