公開日:2022/11/24 最終更新日:2022/11/24

JVN#29657972
TP-Link RE300 V1 の tdpServer における入力データの不適切な処理に関する脆弱性

概要

TP-Link RE300 V1 に実装されている tdpServer には入力データの処理に問題があり、細工された入力を処理するとクラッシュする可能性があります。

影響を受けるシステム

  • TP-Link RE300 V1 ファームウェア 221009 より前のバージョン

詳細情報

TP-Link RE300 V1 に実装されている tdpServer には入力データの処理に問題があり、細工された入力を処理するとクラッシュする可能性があります (CWE-228)。

想定される影響

第三者によって、当該製品の OneMesh 機能に対し、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受ける可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
本脆弱性はファームウェアバージョン 221009 で修正されています。

ベンダ情報

ベンダ リンク
TP-Link RE300 V1 のコンテンツ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:L
基本値: 4.3
CVSS v2 AV:A/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P
基本値: 3.3

謝辞

この脆弱性情報は、次の方が製品開発者に直接報告し、製品開発者との調整を経て、製品利用者への周知を目的に JVN での公表に至りました。
報告者: 株式会社リチェルカセキュリティ 北川 智也 氏、高寺 俊喜 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2022-41783
JVN iPedia JVNDB-2022-000093