公開日:2021/01/22 最終更新日:2021/02/02
      
        JVN#38248512
        Aterm WF800HP、Aterm WG2600HP および Aterm WG2600HP2 における複数の脆弱性
              
      
      Aterm WF800HP、Aterm WG2600HP および Aterm WG2600HP2 には、複数の脆弱性が存在します。
- Aterm WF800HP ファームウェア すべてのバージョン
- Aterm WG2600HP ファームウェア Ver1.0.13 およびそれ以前
- Aterm WG2600HP2 ファームウェア Ver1.0.3 およびそれ以前
日本電気株式会社が提供する Aterm WF800HP、Aterm WG2600HP および Aterm WG2600HP2 には、複数の脆弱性が存在します。
Aterm WF800HP
- クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2021-20620
	CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 6.1 CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 4.3 
- アクセス制限の不備 (CWE-284) - CVE-2017-12575
	CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N 基本値: 7.5 CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:N/A:N 基本値: 4.3 
- クロスサイトリクエストフォージェリ (CWE-352) - CVE-2021-20621
	CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:L/A:N 基本値: 4.3 CVSS v2 AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 2.6 
- クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2021-20622
	CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 6.1 CVSS v2 AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 2.6 
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
- 当該製品にアクセスしたユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2021-20620
- 遠隔の第三者によって、当該製品に保存されている設定情報を窃取されたり、変更されたりする - CVE-2017-12575
- 当該製品にログインした状態のユーザが、細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられる - CVE-2021-20621
- 当該製品にログインしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2021-20622
Aterm WF800HP
ワークアラウンドを実施する
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
- ウェブサイトにアクセスする場合には、信頼できる情報源から URL を取得してアクセスしたあと、お気に入りに登録し、2回目以降のアクセスは、登録済みのお気に入りから行う
Aterm WG2600HP および Aterm WG2600HP2
アップデートする
開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートしてください。
CVE-2021-20620
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社サイバーディフェンス研究所 永岡 悟 氏
CVE-2021-20621, CVE-2021-20622
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社サイバーディフェンス研究所 岩崎 徳明 氏
| JPCERT 緊急報告 |  | 
| JPCERT REPORT |  | 
| CERT Advisory |  | 
| CPNI Advisory |  | 
| TRnotes |  | 
| CVE | CVE-2017-12575 | 
| CVE-2021-20620 | |
| CVE-2021-20621 | |
| CVE-2021-20622 | |
| JVN iPedia | JVNDB-2021-000006 | 
- 2021/02/02
- [影響を受けるシステム] のうち脆弱性の影響を受けるファームウェアのバージョンを修正しました





























