公開日:2019/02/12 最終更新日:2019/02/12

JVN#40439414
V20 PRO L-01J においてクラッシュが引き起こされる脆弱性

概要

V20 PRO L-01J には、クラッシュが引き起こされる脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • V20 PRO L-01J ソフトウェアバージョン L01J20c および L01J20d

詳細情報

株式会社NTTドコモが提供する Android スマートフォン端末 V20 PRO L-01J には、Wi-Fi CERTIFIED Passpoint を利用した接続処理に不備があります。結果として、Passpoint を有効にしている当該製品がクラッシュする可能性があります。

想定される影響

特別に細工された Passpoint 対応アクセスポイントを悪意のある第三者が設置した場合、その通信圏内の当該製品がクラッシュする可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
株式会社NTTドコモ 該当製品あり 2019/02/12

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:L
基本値: 4.3
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)
CVSS v2 AV:A/AC:L/Au:N/C:N/I:N/A:P
基本値: 3.3
攻撃元区分(AV) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 中 (M) 低 (L)
攻撃前の認証要否(Au) 複数 (M) 単一 (S) 不要 (N)
機密性への影響(C) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)
完全性への影響(I) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)
可用性への影響(A) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 札幌学院大学 原田 寛之 氏、個人事業主 本間 雅史 氏、東北大学 後藤 英昭 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2019-5914
JVN iPedia JVNDB-2019-000008