公開日:2014/07/16 最終更新日:2014/07/16

JVN#41028866
多機能メールフォームフリーにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

PHP工房が提供する多機能メールフォームフリーには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • 多機能メールフォームフリー 2014/1/28 更新版およびそれ以前

詳細情報

多機能メールフォームフリーは、HTTP リファラーをエスケープせずに出力するため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

想定される影響

細工された HTML ドキュメントを閲覧させられることにより、任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
PHP工房 PHPメールフォーム多機能版フリー

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2014.07.16における脆弱性分析結果(CVSS Base Metrics)

CVSSとは

評価尺度 評価値 説明
攻撃元区分(AV) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N) ネットワーク経由でリモートから攻撃可能
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 中 (M) 低 (L) 攻撃成立に何らかの条件が必要
攻撃前の認証要否(Au) 複数 (M) 単一 (S) 不要 (N) 認証は不要
機密性への影響(C) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C) 情報は漏えいしない
完全性への影響(I) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C) 情報の正確さや完全さが部分的に損なわれる
可用性への影響(A) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C) システムの使用は阻害されない

Base Score:4.3

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2014-3894
JVN iPedia JVNDB-2014-000079