公開日:2021/08/17 最終更新日:2021/08/17
JVN#41646618
Huawei 製 EchoLife HG8045Q における OS コマンドインジェクションの脆弱性
Huawei が提供する EchoLife HG8045Q には、OS コマンドインジェクションの脆弱性が存在します。
- ハードウェアモデル : HG8045Q
- Software version : V300R016C00SPC110
- Software version : V300R018C10
Huawei が提供する光ネットワーク端末 (ONT : Optical Network Terminal) である EchoLife HG8045Q には、ネットワーク事業者のメンテナンス作業向けのコマンドラインインタフェースが実装されており、初期設定では無効となっています。
コマンドラインインタフェースが有効になっている場合、当該機器にログインするとメンテナンス作業に使われる一定のコマンド群を実行できます。
コマンドラインインタフェースには入力内容の処理に不備があり、細工された入力により BusyBox が提供するコマンドの一部を直接実行可能 (CWE-78) です。
コマンドラインインタフェースが有効になっている場合、管理者権限ユーザによって、OS コマンドを直接実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ソフトウェアを最新版にアップデートしてください。
開発者から本脆弱性に対応した次のバージョンが提供されています。
- Software version : V300R016C00SPC130 (V300R016C00SPC110 向け)
- Software version : R18C10SPC152 (V300R018C10 向け)
ベンダ | リンク |
HUAWEI TECHNOLOGIES CO., LTD. | HUAWEI |
CVSS v3
CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
基本値:
6.8
攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) |
---|---|---|---|---|
攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) |
CVSS v2
AV:A/AC:L/Au:S/C:C/I:C/A:C
基本値:
7.7
攻撃元区分(AV) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) |
---|---|---|---|
攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 中 (M) | 低 (L) |
攻撃前の認証要否(Au) | 複数 (M) | 単一 (S) | 不要 (N) |
機密性への影響(C) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) |
完全性への影響(I) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) |
可用性への影響(A) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) |
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2021-37028 |
JVN iPedia |
JVNDB-2021-000077 |