公開日:2015/10/30 最終更新日:2018/03/28

JVN#48135658
複数のルータ製品におけるクリックジャッキングの脆弱性

概要

複数のルータ製品には、クリックジャッキングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

影響を受ける製品は複数存在します。

詳しくは、「ベンダ情報」を参照してください。

詳細情報

複数のルータ製品の管理画面には、クリックジャッキングの脆弱性が存在します。

想定される影響

当該製品の管理画面にログイン済みのユーザが、細工されたページにアクセスし、画面上のコンテンツをクリックした場合、意図しない操作をさせられる可能性があります。

対策方法

対策方法は機器により異なります。
各開発者が提供する情報をもとに、適切な対策を実施してください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
アライドテレシス株式会社 該当製品あり 2015/11/04
センチュリー・システムズ株式会社 該当製品あり(調査中) 2015/11/04
プラネックスコミュニケーションズ株式会社 該当製品あり 2015/11/02 プラネックスコミュニケーションズ株式会社 の告知ページ
ヤマハ株式会社 該当製品あり 2015/10/30 ヤマハ株式会社 の告知ページ
古河電気工業株式会社 該当製品あり 2015/11/30
日本電気株式会社 該当製品あり 2018/03/28
株式会社アイ・オー・データ機器 該当製品あり 2016/02/10 株式会社アイ・オー・データ機器 の告知ページ
株式会社コレガ 該当製品無し 2015/10/30
株式会社バッファロー 該当製品あり(調査中) 2015/10/30 株式会社バッファロー の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v2 AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:P/A:N
基本値: 2.6
攻撃元区分(AV) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 中 (M) 低 (L)
攻撃前の認証要否(Au) 複数 (M) 単一 (S) 不要 (N)
機密性への影響(C) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)
完全性への影響(I) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)
可用性への影響(A) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 株式会社サイバーディフェンス研究所 岩崎 徳明 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia JVNDB-2015-000172

更新履歴

2015/11/02
プラネックスコミュニケーションズ株式会社のベンダステータスが更新されました
2015/11/04
センチュリー・システムズ株式会社、アライドテレシス株式会社のベンダステータスが更新されました
2015/11/20
古河電気工業株式会社のベンダステータスが更新されました
2015/11/26
日本電気株式会社のベンダステータスが更新されました
2015/11/30
古河電気工業株式会社のベンダステータスが更新されました
2016/01/21
日本電気株式会社のベンダステータスが更新されました
2016/02/10
株式会社アイ・オー・データ機器のベンダステータスが更新されました
2016/08/19
日本電気株式会社のベンダステータスが更新されました
2018/03/26
日本電気株式会社のベンダステータスが更新されました
2018/03/28
日本電気株式会社のベンダステータスが更新されました