公開日:2017/07/20 最終更新日:2017/07/20

JVN#48413726
バッファロー製の複数の無線 LAN ルータに複数の脆弱性

概要

バッファロー製の複数の無線 LAN ルータには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • WMR-433 ファームウエア Ver.1.02 およびそれ以前
  • WMR-433W ファームウエア Ver.1.40 およびそれ以前

詳細情報

株式会社バッファローが提供する WMR-433 および WMR-433W は無線 LAN ルータです。 WMR-433 および WMR-433W には次の脆弱性が存在します。

  • クロスサイトリクエストフォージェリ (CWE-352) - CVE-2017-2273
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:N/A:L 基本値: 4.3
    CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:N/A:P 基本値: 4.3
  • 反射型クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2017-2274
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 6.1
    CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 4.3

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、当該製品にログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該製品の設定を変更させられたり、当該製品を再起動させられたりする - CVE-2017-2273
  • ユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2017-2274

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアをアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
株式会社バッファロー 該当製品あり 2017/07/20 株式会社バッファロー の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 小林 学 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2017-2273
CVE-2017-2274
JVN iPedia JVNDB-2017-000180