公開日:2026/02/26 最終更新日:2026/02/26

JVN#48498976
FinalCode Clientのインストーラーにおける複数の脆弱性

概要

デジタルアーツ株式会社が提供するFinalCode Clientのインストーラーには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • FinalCode Ver.5、5.43R01より前のバージョン
  • FinalCode Ver.6、6.51R01より前のバージョン

詳細情報

デジタルアーツ株式会社が提供するFinalCode Clientのインストーラーには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • インストール時のアクセス権設定が不適切(CWE-276
    • CVSS:4.0/AV:L/AC:L/AT:N/PR:L/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.5
    • CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 7.8
    • CVE-2026-23703
  • ファイル検索パスの制御不備(CWE-427
    • CVSS:4.0/AV:L/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.4
    • CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 7.8
    • CVE-2026-25191

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 管理者権限を持っていないユーザーによって、SYSTEM権限で任意のコードを実行される(CVE-2026-23703)
  • 細工されたDLLファイルとインストーラーを同じディレクトリに置いてインストーラーを実行するよう誘導された場合、任意のコードがインストーラーの実行権限で実行される(CVE-2026-25191)

対策方法

最新のインストーラーを使用する
開発者から本脆弱性を修正したインストーラーが提供されています。
製品をインストールする際は最新版のインストーラーを使用してください。
また、すでに当該製品をインストールしてある場合も、インストール先ディレクトリのアクセス権設定を修正するために、最新のインストーラーを使用して上書きインストールをしてください。

参考情報

  1. Japan Vulnerability Notes JVNTA#91240916
    Windows アプリケーションによる DLL 読み込みやコマンド実行に関する問題

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 松本 一真 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2026-23703
CVE-2026-25191
JVN iPedia JVNDB-2026-000029