公開日:2010/04/07 最終更新日:2010/04/07

JVN#49467403
Internet Explorer における情報漏えいの脆弱性

概要

Internet Explorer には、情報漏えいの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Internet Explorer 7
  • Internet Explorer 6
  • Internet Explorer 5.01
  • 詳しくは開発者が提供する情報をご確認ください。

詳細情報

Internet Explorer には、文字エンコーディングの処理に問題があり、情報漏えいを起こす脆弱性が存在します。

想定される影響

ユーザが細工されたウェブページを閲覧することで、重要な情報が漏えいする可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者の提供する情報をもとにアップデートを行ってください。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

本脆弱性の更新プログラムは、セキュリティ情報 MS10-018 に含まれています。

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2010.04.07における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 リンクをクリックしたり、ファイルを閲覧するなどのユーザ動作で攻撃される
攻撃の難易度 ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要
  • 中 - 高

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者: 株式会社サイバーディフェンス研究所 福森 大喜 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2010-0488
JVN iPedia JVNDB-2010-000011