公開日:2025/11/14 最終更新日:2025/11/14
JVN#49899607
NCP-HG100におけるOSコマンドインジェクションの脆弱性
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供し、MANOMAサービスで使用されるNCP-HG100には、OSコマンドインジェクションの脆弱性が存在します。
- NCP-HG100/Cellularモデル ファームウェアバージョン1.4.48.16およびそれ以前
- NCP-HG100/WLANモデル ファームウェアバージョン1.4.48.16およびそれ以前
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供し、MANOMAサービスで使用されるNCP-HG100には、次の脆弱性が存在します。
- OSコマンドインジェクション(CWE-78)
- CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:H/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.6
- CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 7.2
- CVE-2025-64444
当該製品の管理画面にログインするための認証情報を取得した遠隔の第三者によって、root権限で任意のOSコマンドを実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した以下のファームウェアをリリースしています。
- NCP-HG100/Cellularモデル ファームウェアバージョン1.4.48.17
- NCP-HG100/WLANモデル ファームウェアバージョン1.4.48.17
| ベンダ | リンク |
| ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 | MANOMA AIホームゲートウェイのファームウェアアップデートについて |
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社ラック 今井啓貴 氏
| JPCERT 緊急報告 |
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| JPCERT REPORT |
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| CERT Advisory |
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| CPNI Advisory |
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| TRnotes |
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| CVE |
CVE-2025-64444 |
| JVN iPedia |
JVNDB-2025-000105 |
