公開日:2025/05/30 最終更新日:2025/05/30

JVN#51394666
wivia 5における複数の脆弱性

概要

株式会社内田洋行が提供するwivia 5には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • wivia 5 すべてのバージョン

詳細情報

株式会社内田洋行が提供するwivia 5には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • OSコマンドインジェクション(CWE-78
    • CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:H/UI:N/VC:L/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 7.1
    • CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:L/I:H/A:H 基本値 6.7
    • CVE-2025-41385
  • クロスサイトスクリプティング(CWE-79
    • CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:L/UI:P/VC:L/VI:L/VA:N/SC:L/SI:L/SA:N 基本値 5.1
    • CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値 5.4
    • CVE-2025-41406
  • サーバを守るためのセキュリティ機能をクライアント側に依存している(CWE-602
    • CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:L/VI:L/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 6.9
    • CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:N 基本値 6.5
    • CVE-2025-47697

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該製品にログインした管理者権限のユーザによって、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2025-41385)
  • 当該製品に接続するユーザが特定の操作を行うことで、司会者権限のユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される(CVE-2025-41406)
  • 認証を回避され、司会者権限で操作される(CVE-2025-47697)

対策方法

当該製品の使用を停止する
開発者によると、当該製品はすでにサポートが終了しているため、後継製品「wivia R+」への移行を推奨しています。

詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
株式会社内田洋行 該当製品あり 2025/05/30 株式会社内田洋行 の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 井餘田 笙悟 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2025-41385
CVE-2025-41406
CVE-2025-47697
JVN iPedia JVNDB-2025-000034