公開日:2012/11/02 最終更新日:2012/11/02

JVN#52264310
MosP勤怠管理システムにおける認証不備の脆弱性

概要

MosP勤怠管理システムには、認証不備の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • MosP勤怠管理システム V4.1.0 より前のバージョン

詳細情報

株式会社マインドが提供する MosP勤怠管理システムは、オープンソースの勤怠管理システムです。MosP勤怠管理システムには、認証不備の脆弱性が存在します。

想定される影響

当該製品のアカウントを持つユーザによって、他のユーザになりすまされる可能性があります。その結果、情報を閲覧されたり、各ユーザの権限で設定を変更されたりする可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者の提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2012.11.02における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル システムに正規登録されている一般ユーザのアカウントが必要
  • 低 - 中
攻撃成立に必要なユーザーの関与 ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある
攻撃の難易度 専門知識や運がなくとも攻撃可能

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 大野 雅子 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2012-4021
JVN iPedia JVNDB-2012-000097