公開日:2020/11/25 最終更新日:2020/11/25

JVN#56450373
GROWI における複数の脆弱性

概要

GROWI には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

CVE-2020-5676

  • GROWI v4.1.3 およびそれ以前
CVE-2020-5677
  • GROWI v4.0.0 およびそれ以前
CVE-2020-5678
  • GROWI v3.8.1 およびそれ以前

詳細情報

株式会社WESEEK が提供する GROWI には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 情報漏えい (CWE-200) - CVE-2020-5676
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N 基本値: 5.3
    CVSS v2 AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:N/A:N 基本値: 5.0
  • 入力された URL の処理の不備による反射型のクロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2020-5677
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 6.1
    CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:N/C:N/I:P/A:N 基本値: 4.3
  • POST リクエストの処理における格納型のクロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2020-5678
    CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:L/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値: 5.4
    CVSS v2 AV:N/AC:M/Au:S/C:N/I:P/A:N 基本値: 3.5

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 遠隔の第三者によって、ユーザが非公開にしている情報を窃取される - CVE-2020-5676
  • 当該製品を使用しているサイトにアクセスしたユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2020-5677、CVE-2020-5678

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、v4.1.5 およびそれ以降のバージョンにアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
株式会社WESEEK 該当製品あり 2020/11/25

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 情報科学専門学校 齋藤徳秀 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2020-5676
CVE-2020-5677
CVE-2020-5678
JVN iPedia JVNDB-2020-000077