公開日:2025/01/08 最終更新日:2025/01/08

JVN#57428125
プラネックス製MZK-DP300Nにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

プラネックスコミュニケーションズ株式会社が提供するMZK-DP300Nには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • MZK-DP300N ファームウェアバージョン 1.05およびそれ以前

詳細情報

プラネックスコミュニケーションズ株式会社が提供する無線LANルーターMZK-DP300Nには、クロスサイトスクリプティング(CWE-79)の脆弱性が存在します。

想定される影響

攻撃者が当該製品にログインし機器設定に細工をした場合、当該製品にログインした状態のユーザが細工されたURLにアクセスすると、ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
プラネックスコミュニケーションズ株式会社 該当製品あり 2025/01/08 プラネックスコミュニケーションズ株式会社 の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:H/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N
基本値: 4.8
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 石井 健太郎 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2025-21603
JVN iPedia JVNDB-2025-000001