公開日:2025/04/03 最終更新日:2025/04/03
      
        JVN#59547048
        WinRARにおけるシンボリックリンクベースの「Mark of the Web」チェックバイパスの脆弱性
              
      
      RARLABが提供するWinRARには、シンボリックリンクベースの「Mark of the Web」チェックバイパスの脆弱性が存在します。
- WinRAR 7.11より前のバージョン
RARLABが提供するWinRARには、実行可能ファイルを指すシンボリックリンクを開く際、ファイルに対するセキュリティ警告機能である「Mark of the Web」をバイパスできる脆弱性(CWE-356)が存在します。
Windowsの初期設定では、管理者のみがシンボリックリンクを作成できます。
第三者が細工したシンボリックリンクを当該製品上で開くと、任意のコードを実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
| ベンダ | リンク | 
| RARLAB | WinRAR | 
              CVSS v3
              CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:H/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
              
                
            
            
                  基本値:
                  6.8
                
                
              | 攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) | 
|---|---|---|---|---|
| 攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
| 必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
| ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
| スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
| 機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
| 完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
| 可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | 
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:三井物産セキュアディレクション株式会社 島峰 泰平 氏
| JPCERT 緊急報告 |  | 
| JPCERT REPORT |  | 
| CERT Advisory |  | 
| CPNI Advisory |  | 
| TRnotes |  | 
| CVE | CVE-2025-31334 | 
| JVN iPedia | JVNDB-2025-000025 | 




























