公開日:2025/10/17 最終更新日:2025/10/17
JVN#61182380
AutoDownloaderのインストーラにおけるDLL読み込みに関する脆弱性
パナソニックコネクト株式会社が提供するAutoDownloaderのインストーラには、DLL読み込みに関する脆弱性が存在します。
- AutoDownloader Ver1.2.8
パナソニックコネクト株式会社が提供するAutoDownloaderのインストーラには、DLLを読み込む際の検索パスに問題があり、同一ディレクトリに存在する特定のDLLを読み込んでしまう次の脆弱性が存在します。
- ファイル検索パスの制御不備(CWE-427)
- CVSS:4.0/AV:L/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.4
- CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 7.8
- CVE-2025-11223
インストーラを実行している権限で、任意のコードを実行される可能性があります。
当該インストーラを実行しない
当該製品の配布はすでに終了しています。使用中の端末にインストーラファイルが存在している場合は、当該インストーラを削除してください。
なお、開発者は後継製品「AutoDownloaderLite」への移行を推奨しています。
ベンダ | リンク |
パナソニック コネクト株式会社 | AutoDownloaderの脆弱性について(PDF) |
Auto Downloader Lite |
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 松本 一真 氏