公開日:2025/02/14 最終更新日:2025/02/14
JVN#65447879
NEC Atermシリーズにおける複数の脆弱性(NV25-003)
日本電気株式会社が提供するAtermシリーズには、複数の脆弱性が存在します。
CVE-2025-0354
- WG2600HS ファームウェア Ver.1.7.2より前のバージョン
- WG2600HP4 ファームウェア Ver.1.4.2より前のバージョン
- WG2600HM4 ファームウェア Ver.1.4.2より前のバージョン
- WG2600HS2 ファームウェア Ver.1.3.2より前のバージョン
- WX3000HP ファームウェア Ver.2.4.2より前のバージョン
- WX4200D5 ファームウェア Ver.1.2.4より前のバージョン
- WG2600HS ファームウェア Ver.1.7.2より前のバージョン
- WF1200CR ファームウェア Ver.1.6.0より前のバージョン
- WG1200CR ファームウェア Ver.1.5.0より前のバージョン
- GB1200PE ファームウェア Ver.1.3.0より前のバージョン
- WG2600HP4 ファームウェア Ver.1.4.2より前のバージョン
- WG2600HM4 ファームウェア Ver.1.4.2より前のバージョン
- WG2600HS2 ファームウェア Ver.1.3.2より前のバージョン
- WX3000HP ファームウェア Ver.2.4.2より前のバージョン
- WX4200D5 ファームウェア Ver.1.2.4より前のバージョン
- WX1500HP ファームウェア Ver.1.4.2より前のバージョン
- WX3600HP ファームウェア Ver.1.5.3より前のバージョン
日本電気株式会社が提供するAtermシリーズには、次の複数の脆弱性が存在します。
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
- 当該製品にログインしたユーザが細工した入力を行った場合、当該製品の管理画面にアクセスした他ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される(CVE-2025-0354)
- 当該製品にアクセス可能な第三者によって、Wi-Fiパスワードを窃取される(CVE-2025-0355)
- 当該製品にログインしたユーザによって細工されたリクエストを送信された場合、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2025-0356)
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。
ワークアラウンドを実施する
開発者は、ファームウェアを更新できない場合、ワークアラウンドの適用を推奨しています。
現行製品の利用を停止し、後続製品に乗り換える
開発者によると、一部製品はすでにサポートが終了しているとのことです。後続製品への乗り換え等を検討してください。
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。
CVE-2025-0354、CVE-2025-0355
これらの脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:横浜国立大学 佐々木貴之 氏、吉岡克成 氏
CVE-2025-0356
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:NTTセキュリティホールディングス株式会社 梶原 翔 氏