公開日:2025/02/05 最終更新日:2025/02/05
JVN#66673020
Defense Platform Home Editionにおける複数の脆弱性
ハミングヘッズ株式会社が提供するDefense Platform Home Editionには、複数の脆弱性が存在します。
- Defense Platform Home Edition Ver.3.9.51.x およびそれ以前のバージョン
ハミングヘッズ株式会社が提供するDefense Platform Home Editionには、次の複数の脆弱性が存在します。
- 特定プロセスにおけるメッセージ処理の不備(CWE-422)
- CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H 基本値 8.8
- CVE-2025-20094
- 不適切な権限管理(CWE-250)
- CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:N/I:H/A:N 基本値 6.5
- CVE-2025-22890
- 特定プロセスにおけるメッセージ処理の不備(CWE-422)
- CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:N/I:H/A:N 基本値 6.5
- CVE-2025-22894
- DeviceIoControlにおけるバッファオーバーフロー(CWE-120)
- CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H 基本値 8.8
- CVE-2025-23236
- DeviceIoControlにおけるNULLポインタ参照(CWE-476)
- CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:N/I:N/A:H 基本値 6.5
- CVE-2025-24483
- DPprd.sysおよびDPavd.sysにおける引数インジェクション(CWE-88)
- CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:N/I:N/A:H 基本値 6.3
- CVE-2025-24845
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、当該製品が動作するWindowsシステムにアクセス可能な攻撃者によって、次のような影響を受ける可能性があります。
- 当該製品が動作するWindowsシステムの特定プロセスに細工したメッセージを送信された場合、
SYSTEM
権限で任意のコードを実行される(CVE-2025-20094) - 特定の操作を実行することで、当該製品が動作するWindowsシステムの
SYSTEM
権限を取得される(CVE-2025-22890、CVE-2025-23236) - 当該製品が動作するWindowsシステムの特定プロセスに細工したメッセージを送信された場合、当該システム内の任意のファイルを改ざんされる。結果として、
SYSTEM
権限で任意のDLLを実行される(CVE-2025-22894) - 当該製品が動作するWindowsシステムに細工したデータを入力した場合、ブルースクリーン(BSOD)エラーが引き起こされ、サービス運用妨害(DoS)状態を引き起こされる(CVE-2025-24483、CVE-2025-24845)
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
ベンダ | リンク |
ハミングヘッズ株式会社 | DeP ホームエディションのご購入:ハミングヘッズ |
CVE-2025-20094、CVE-2025-22890、CVE-2025-22894、CVE-2025-23236、CVE-2025-24483
この脆弱性情報は、下記の方がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:三井物産セキュアディレクション株式会社 塚本 泰三 氏
CVE-2025-24845
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づきIPAに報告され、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2025-20094 |
CVE-2025-22890 |
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CVE-2025-22894 |
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CVE-2025-23236 |
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CVE-2025-24483 |
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CVE-2025-24845 |
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JVN iPedia |
JVNDB-2025-000008 |