公開日:2014/01/24 最終更新日:2014/01/24

JVN#69986880
OpenPNE において任意の PHP コードが実行される脆弱性

概要

OpenPNE には、任意の PHP コードが実行される脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • OpenPNE 3.6.13 およびそれ以前
  • OpenPNE 3.8.9 およびそれ以前

詳細情報

OpenPNE には、Cookie ヘッダの処理に問題があり、任意の PHP コードが実行される脆弱性が存在します。

想定される影響

遠隔の第三者によって、任意の PHP コードを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートまたは修正パッチを適用する
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートもしくは修正パッチを適用してください。

参考情報

  1. Secunia Advisory SA54043
    OpenPNE PHP Object Injection Vulnerability
  2. IPA
    「OpenPNE」において任意のPHPコードが実行される脆弱性の対策について(JVN#69986880)

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

2014.01.20における脆弱性分析結果

評価尺度 攻撃成立条件 評価値
攻撃経路 インターネット経由からの攻撃が可能
認証レベル 匿名もしくは認証なしで攻撃が可能
攻撃成立に必要なユーザーの関与 ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性がある
攻撃の難易度 ある程度の専門知識や運 (条件が揃う確率は高い) が必要
  • 中 - 高

各項目の詳しい説明

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき次の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: Secunia, Egidio Romano 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2013-5350
JVN iPedia JVNDB-2014-000009

更新履歴

2014/01/24
参考情報にリンクを追加しました。