公開日:2025/09/08 最終更新日:2025/09/08

JVN#75307484
RICOH Streamline NXにおける操作履歴の改ざんにつながる脆弱性

概要

株式会社リコーが提供するRICOH Streamline NXには、操作履歴の改ざんにつながる脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • RICOH Streamline NX バージョン 3.5.1から24R3まで

詳細情報

株式会社リコーが提供するRICOH Streamline NXには、次の脆弱性が存在します。

  • 信頼性の低い情報源の利用(CWE-348
    • CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:P/PR:N/UI:P/VC:N/VI:L/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 2.3
    • CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:L/A:N 基本値 3.1
    • CVE-2025-58422

想定される影響

中間者攻撃が可能な攻撃者によりHTTPリクエストの値を改ざんされることにより、当該製品の管理ツールの実行履歴が改ざんされる可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。

ワークアラウンドを実施する
HTTPSを有効化し暗号化された通信を行うことで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2025-58422
JVN iPedia JVNDB-2025-000077