公開日:2016/06/22 最終更新日:2016/06/22

JVN#76653039
CG-WLBARGL におけるコマンドインジェクションの脆弱性

概要

CG-WLBARGL には、コマンドインジェクションの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • CG-WLBARGL

詳細情報

株式会社コレガが提供する CG-WLBARGL は、無線 LAN ルータです。CG-WLBARGL には、コマンドインジェクションの脆弱性が存在します。

想定される影響

当該製品の管理画面にログイン可能なユーザによって、任意のコマンドを実行される可能性があります。

対策方法

CG-WLBARGL を使用しない
2016年6月22日現在、本問題の対策方法はありません。
開発者が提供する情報をもとに、CG-WLBARGL の使用を停止してください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
株式会社コレガ コマンドインジェクションの脆弱性について

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:L
基本値: 4.3
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)
CVSS v2 AV:A/AC:L/Au:S/C:P/I:P/A:P
基本値: 5.2
攻撃元区分(AV) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 中 (M) 低 (L)
攻撃前の認証要否(Au) 複数 (M) 単一 (S) 不要 (N)
機密性への影響(C) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)
完全性への影響(I) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)
可用性への影響(A) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)

分析結果のコメント

LAN 側の同一セグメント内からアクセスされることを想定しています。

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: グローバルセキュリティエキスパート株式会社 柏崎 央士 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2016-4822
JVN iPedia JVNDB-2016-000107