公開日:2024/04/05 最終更新日:2024/04/05

JVN#82074338
NEC Atermシリーズにおける複数の脆弱性

概要

日本電気株式会社が提供するAtermシリーズには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

以下のAtermシリーズ製品のすべてのバージョンが本脆弱性の影響を受けます。

  • CR2500P
  • MR01LN
  • MR02LN
  • W300P
  • W1200EX(-MS)
  • WF300HP
  • WF300HP2
  • WF800HP
  • WF1200HP
  • WF1200HP2
  • WG300HP
  • WG600HP
  • WG1200HP
  • WG1200HP2
  • WG1200HP3
  • WG1200HS
  • WG1200HS2
  • WG1200HS3
  • WG1400HP
  • WG1800HP
  • WG1800HP2
  • WG1800HP3
  • WG1800HP4
  • WG1810HP(JE)
  • WG1810HP(MF)
  • WG1900HP
  • WG1900HP2
  • WG2200HP
  • WM3400RN
  • WM3450RN
  • WM3500R
  • WM3600R
  • WM3800R
  • WR1200H
  • WR4100N
  • WR4500N
  • WR6600H
  • WR6650S
  • WR6670S
  • WR7800H
  • WR7850S
  • WR7870S
  • WR8100N
  • WR8150N
  • WR8160N
  • WR8165N
  • WR8166N
  • WR8170N
  • WR8175N
  • WR8200N
  • WR8300N
  • WR8370N
  • WR8400N
  • WR8500N
  • WR8600N
  • WR8700N
  • WR8750N
  • WR9300N
  • WR9500N

詳細情報

日本電気株式会社が提供するAtermシリーズには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 不適切なアクセス権限付加(CWE-732
    • CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 8.0
    • CVE-2024-28005
  • 認証情報の情報漏えい(CWE-497
    • CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N 基本値 6.5
    • CVE-2024-28006
  • 不適切なアクセス権限付加(CWE-732
    • CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 8.0
    • CVE-2024-28007
  • 利用可能なデバッグ機能(CWE-489
    • CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 8.0
    • CVE-2024-28008
  • 脆弱なパスワードの使用(CWE-1391
    • CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N 基本値 6.5
    • CVE-2024-28009、CVE-2024-28012
  • ハードコードされた認証情報の使用(CWE-798
    • CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N 基本値 6.5
    • CVE-2024-28010
  • ドキュメント化されていない機能(CWE-1242
    • CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:L 基本値 4.3
    • CVE-2024-28011
  • セッション管理不備(CWE-613
    • CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:L/A:N 基本値 4.3
    • CVE-2024-28013
  • バッファオーバーフロー(CWE-120
    • CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 8.8
    • CVE-2024-28014
  • Web管理画面におけるOSコマンドインジェクション(CWE-78
    • CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 6.8
    • CVE-2024-28015
  • 機器情報の情報漏えい(CWE-497
    • CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N 基本値 4.3
    • CVE-2024-28016

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、攻撃者によって、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該機器にTelnetでログインされた場合、機器の設定を変更され、root権限でシェルを実行される(CVE-2024-28005)
  • 機微な情報を窃取される(CVE-2024-28006)
  • 当該機器のTelnetを有効化されログインされた場合、root権限でシェルを実行される(CVE-2024-28007)
  • 当該機器にTelnetでログインされた場合、デバッグ機能を使用される(CVE-2024-28008)
  • ID、パスワードを推測され、Telnetにログインされる(CVE-2024-28009、CVE-2024-28010、CVE-2024-28012)
  • Telnetに無制限でアクセスされる(CVE-2024-28011)
  • 当該機器にログインせずに、機器の設定を変更される(CVE-2024-28013)
  • 任意のコードを実行される(CVE-2024-28014)
  • 当該機器のWeb管理画面にログイン後、任意のコマンドを実行される(CVE-2024-28015)
  • 機器の型番等の情報を窃取される(CVE-2024-28016)

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。

ワークアラウンドを実施する
開発者は、ワークアラウンドの適用も推奨しています。

現行製品の利用を停止し、後続製品に乗り換える
開発者によると、一部製品はすでにサポートが終了しているとのことです。後続製品への乗り換え等を検討してください。

詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
日本電気株式会社 該当製品あり 2024/04/05

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方々がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。

CVE-2024-28005、CVE-2024-28008
報告者:嘉代 稜 氏、佐藤 勝彦 氏、横浜国立大学 佐々木貴之 氏、吉岡克成 氏

CVE-2024-28006、CVE-2024-28007、CVE-2024-28009、CVE-2024-28010、CVE-2024-28011、CVE-2024-28012
報告者:嘉代 稜 氏、佐藤 勝彦 氏

CVE-2024-28013
報告者:横浜国立大学 森井裕大 氏、乃万誉也 氏、佐々木貴之 氏、吉岡克成 氏

CVE-2024-28014、CVE-2024-28015、CVE-2024-28016
報告者:横浜国立大学 佐々木貴之 氏、吉岡克成 氏