公開日:2024/01/18 最終更新日:2024/01/18
      
        JVN#83655695
        複数の Dahua Technology 製品における認証不備の脆弱性
              
      
      複数の Dahua Technology 製品には、認証不備の脆弱性が存在します。
以下の製品の Build time が 2021 年 6 月より前のバージョン
- IPC-HX1XXX、HX2XXX、HX3XXX、HX5(4)(3)XXX、HX5XXX、HUM7XXX、HX8XXX
- VTO75X95X、VTO65XXX
- DHI-ASI7213Y-V3-T1
- VTH542XH
- PTZ Dome Camera SD1A1、SD22、SD49、SD50、SD52C、SD6AL
- Thermal TPC-BF1241、TPC-BF2221、TPC-SD2221、TPC-BF5XXX、TPC-SD8X21、TPC-PT8X21B
Dahua Technology が提供する複数の製品には、認証不備 (CWE-287) の脆弱性が存在します。
遠隔の第三者が細工したデータパケットを送付することによって、当該製品の ID 認証を回避する可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
| ベンダ | リンク | 
| Dahua Technology Co., Ltd. | DHCC-SA-202106-001:Security Advisory - Identity authentication bypass vulnerability found in some Dahua products | 
本脆弱性「CVE-2021-33044」に関するアドバイザリは、2021年9月に開発者によって「DHCC-SA-202106-001」として公開されていました。今回、下記「謝辞」セクションに示す報告者によって、新たに影響製品が検出されたため、本アドバイザリの公表に至りました。
              CVSS v3
              CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
              
                
            
            
                  基本値:
                  8.1
                
                
              | 攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) | 
|---|---|---|---|---|
| 攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
| 必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
| ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
| スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
| 機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
| 完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
| 可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | 
                CVSS v2
                AV:N/AC:H/Au:N/C:C/I:C/A:C
                
                  
              
              
                    基本値:
                    7.6
                  
                  
                | 攻撃元区分(AV) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) | 
|---|---|---|---|
| 攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 中 (M) | 低 (L) | 
| 攻撃前の認証要否(Au) | 複数 (M) | 単一 (S) | 不要 (N) | 
| 機密性への影響(C) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | 
| 完全性への影響(I) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | 
| 可用性への影響(A) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | 
この脆弱性情報における「DHI-ASI7213Y-V3-T1」への影響は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社
| JPCERT 緊急報告 |  | 
| JPCERT REPORT |  | 
| CERT Advisory |  | 
| CPNI Advisory |  | 
| TRnotes |  | 
| CVE | CVE-2021-33044 | 
| JVN iPedia | JVNDB-2024-000007 | 




























