公開日:2016/12/22 最終更新日:2016/12/22

JVN#84995847
SKYSEA Client View において任意のコードが実行可能な脆弱性
緊急

概要

SKYSEA Client View には、任意のコードが実行可能な脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • SKYSEA Client View Ver.11.221.03 およびそれ以前

詳細情報

Sky株式会社が提供する SKYSEA Client View は、IT 資産管理用ツールです。SKYSEA Client View のエージェントプログラムには、管理機プログラムとの TCP 通信における認証処理に起因する任意のコードが実行可能な脆弱性が存在します。

なお、本脆弱性を使用した攻撃活動が観測されています。

想定される影響

遠隔の第三者によって、SKYSEA Client View のエージェントプログラムが任意の操作を実行させられる可能性があります。結果として、任意のコードを実行される可能性があります。

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性の対策版として SKYSEA Client View Ver.11.300.08h をリリースしています。

パッチを適用する
開発者が提供する情報をもとに、本脆弱性の対策パッチを適用してください。
パッチは開発者が提供する保守サイトからダウンロード可能です。

ワークアラウンドを実施する
対策版を適用するまでの間、以下の回避策を適用することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

  • SKYSEA Client View に対する外部からの通信を制限する

参考情報

  1. @police
    ソフトウェアのぜい弱性に関する注意喚起について
  2. IPA
    「SKYSEA Client View」において任意のコードが実行可能な脆弱性について(JVN#84995847)

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
基本値: 9.8
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)
CVSS v2 AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C
基本値: 10.0
攻撃元区分(AV) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 中 (M) 低 (L)
攻撃前の認証要否(Au) 複数 (M) 単一 (S) 不要 (N)
機密性への影響(C) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)
完全性への影響(I) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)
可用性への影響(A) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)

謝辞

この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。

関連文書

JPCERT 緊急報告 JPCERT-AT-2016-0051
SKYSEA Client View の脆弱性 (CVE-2016-7836) に関する注意喚起
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2016-7836
JVN iPedia JVNDB-2016-000249

更新履歴

2016/12/22
参考情報に @police の注意喚起を追記しました
2016/12/22
関連文書に JVN iPedia のリンクを追記しました
2016/12/22
参考情報に IPA の注意喚起を追記しました