公開日:2025/07/07 最終更新日:2025/07/07

JVN#88251376
Nimesa Backup and Recoveryにおける複数の脆弱性

概要

Nimesaが提供するNimesa Backup and Recoveryには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

CVE-2025-48501

  • Nimesa Backup and Recovery v2.3
  • Nimesa Backup and Recovery v2.4
CVE-2025-53473
  • Nimesa Backup and Recovery v3.0.2025062305より前のバージョン
  • Nimesa Backup and Recovery v2.3
  • Nimesa Backup and Recovery v2.4
開発者によると、影響を受けるバージョンは既にサポートを終了しているとのことです。

詳細情報

Nimesaが提供するNimesa Backup and Recoveryには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • OSコマンドインジェクション(CWE-78
    • CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 9.3
    • CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 9.8
    • CVE-2025-48501
  • サーバサイドリクエストフォージェリ(CWE-918
    • CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:N/VI:L/VA:N/SC:L/SI:L/SA:L 基本値 6.9
    • CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:L 基本値 7.3
    • CVE-2025-53473

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 当該製品が動作しているサーバー上で、任意のOSコマンドを実行される(CVE-2025-48501)
  • 内部サーバへ意図しないリクエストを送信される(CVE-2025-53473)

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
Nimesa AWS Marketplace: Nimesa Technology

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 川根 健太郎 氏

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2025-48501
CVE-2025-53473
JVN iPedia JVNDB-2025-000047