公開日:2025/09/18 最終更新日:2025/09/18
JVN#95938761
UNIVERGE IX/IX-R/IX-Vシリーズルータにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性
日本電気株式会社が提供するUNIVERGE IX/IX-R/IX-Vシリーズルータには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
- UNIVERGE IXシリーズ
- UNIVERGE IX-R/IX-Vシリーズ
日本電気株式会社が提供するUNIVERGE IX/IX-R/IX-Vシリーズルータには、次の脆弱性が存在します。
- クロスサイトスクリプティング(CWE-79)
- CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:N/VI:N/VA:N/SC:L/SI:L/SA:N 基本値 5.1
- CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値 6.1
- CVE-2025-8153
ユーザが細工されたURLにアクセスした場合、ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。
さらに、ユーザがUNIVERGE IXシリーズ製品のWebGUIにログインしている状態だった場合には、ブラウザ上で実行されるスクリプトから当該製品へのアクセスによって、ユーザの権限で実行可能な任意のCLIコマンドを実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ソフトウェアのアップデートを行ってください。
ワークアラウンドを実施する
アップデートを適用できない場合、次の回避策を適用してください。
- WebGUIを無効にする
この脆弱性情報は、次の方が製品開発者に直接報告し、製品開発者との調整を経て、製品利用者への周知を目的にJVNでの公表に至りました。
報告者:GMO Flatt Security株式会社 RyotaK 氏