公開日:2020/01/08 最終更新日:2020/01/08

JVN#97325754
F-RevoCRM におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

F-RevoCRM には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • F-RevoCRM 6.0 から F-RevoCRM 6.5 patch6 まで (バージョン 6系)

詳細情報

シンキングリード株式会社が提供する F-RevoCRM には、クロスサイトスクリプティング (CWE-79) の脆弱性が存在します。

想定される影響

当該製品を使用しているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性があります。

対策方法

パッチを適用する
開発者が提供する情報をもとに、パッチを適用してください。

ワークアラウンドを実施する
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。

  • 信頼性が低い外部サイト参照の際は、F-RevoCRM からログアウトした状態にしておくか、F-RevoCRM を開いているブラウザと異なるブラウザを使用する
  • Proxy サーバなどで不適切なサイトへのアクセスを制限する

ベンダ情報

ベンダ ステータス ステータス
最終更新日
ベンダの告知ページ
シンキングリード株式会社 該当製品あり 2020/01/08 シンキングリード株式会社 の告知ページ

参考情報

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N
基本値: 6.1
攻撃元区分(AV) 物理 (P) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 低 (L)
必要な特権レベル(PR) 高 (H) 低 (L) 不要 (N)
ユーザ関与レベル(UI) 要 (R) 不要 (N)
スコープ(S) 変更なし (U) 変更あり (C)
機密性への影響(C) なし (N) 低 (L) 高 (H)
完全性への影響(I) なし (N) 低 (L) 高 (H)
可用性への影響(A) なし (N) 低 (L) 高 (H)
CVSS v2 AV:N/AC:H/Au:N/C:N/I:P/A:N
基本値: 2.6
攻撃元区分(AV) ローカル (L) 隣接 (A) ネットワーク (N)
攻撃条件の複雑さ(AC) 高 (H) 中 (M) 低 (L)
攻撃前の認証要否(Au) 複数 (M) 単一 (S) 不要 (N)
機密性への影響(C) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)
完全性への影響(I) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)
可用性への影響(A) なし (N) 部分的 (P) 全面的 (C)

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2019-6036
JVN iPedia JVNDB-2020-000001