公開日:2025/11/07 最終更新日:2025/11/07

JVNVU#90469384
Advantech製DeviceOn/iEdgeにおける複数の脆弱性

概要

Advantechが提供するDeviceOn/iEdgeには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • DeviceOn/iEdge バージョン 2.0.2およびそれ以前

詳細情報

Advantechが提供するDeviceOn/iEdgeには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • クロスサイトスクリプティング(CWE-79)
    • CVE-2025-64302
  • パストラバーサル(CWE-22)
    • CVE-2025-62630、CVE-2025-59171、CVE-2025-58423

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 情報が漏えいしたり、データを操作されたりする(CVE-2025-64302)
  • ディレクトリを横断されたり、システム権限でリモートコードを実行されたりする(CVE-2025-62630)
  • 任意のファイルを読み取られたり、認証を回避されたりする(CVE-2025-59171)
  • ローカルシステムアカウントのコンテキスト内で、サービス運用妨害(DoS)状態にされたり、ディレクトリを横断されたり、ファイルの読み込みや書き込みをされる(CVE-2025-58423)

対策方法

アップグレードする
開発者は、当該製品はサポートを終了しているため、本脆弱性の影響を受けないDeviceOnへのアップグレードを推奨しています。
詳細は、開発者にお問い合わせください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
Advantech Co., Ltd. Contact Us

参考情報

  1. ICS Advisory | ICSA-25-310-01
    Advantech DeviceOn/iEdge

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

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