JVNVU#90834367
        Adobe Flash Player (ByteArray) に解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性
                緊急
              
      
      Adobe Flash Player には、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性が存在します。
- Adobe Flash Player 9.0 から 18.0.0.194 まで
Adobe Flash Player の ActionScript 3 ByteArray クラスには、解放済みメモリ使用 (use-after-free) の脆弱性が存在します。
当該製品を使用するユーザが、細工された Flash コンテンツを含むウェブサイトにアクセスしたり、細工された Microsoft Office ドキュメントを開いたりすることで、ユーザのウェブブラウザ上で任意のコードを実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
信頼できない Flash コンテンツを表示しない
ブラウザ上で Flash を無効にしてください。または Click-to-Play 機能を有効にしてください。
Microsoft Enhanced Mitigation Experience Toolkit (EMET) を適用する
EMET の Attack Surface Reduction (ASR) 機能を設定することで、Microsoft Office や Internet Explorer における Flash ActiveX コントロールの読込みを制限することが可能です。
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                            CERT/CC Vulnerability Note VU#561288
 Adobe Flash ActionScript 3 ByteArray use-after-free vulnerability
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                            Flash Player ヘルプ
 Flash Player をアンインストールする方法
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                            How-To Geek
 How to Enable Click-to-Play Plugins in Every Web Browser
2015.07.08における脆弱性分析結果(CVSS Base Metrics) 緊急
| 評価尺度 | 評価値 | 説明 | ||
|---|---|---|---|---|
| 攻撃元区分(AV) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) | ネットワーク経由でリモートから攻撃可能 | 
| 攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 中 (M) | 低 (L) | 攻撃成立に必要な条件はない | 
| 攻撃前の認証要否(Au) | 複数 (M) | 単一 (S) | 不要 (N) | 認証は不要 | 
| 機密性への影響(C) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | 一部の情報が漏えいする | 
| 完全性への影響(I) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | 情報の正確さや完全さが部分的に損なわれる | 
| 可用性への影響(A) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | システムの使用が部分的に阻害される | 
Base Score:7.5
| JPCERT 緊急報告 | JPCERT-AT-2015-0019 Adobe Flash Player の脆弱性 (APSB15-16) に関する注意喚起 | 
| JPCERT REPORT |  | 
| CERT Advisory |  | 
| CPNI Advisory |  | 
| TRnotes |  | 
| CVE | CVE-2015-5119 | 
| JVN iPedia |  | 
- 2015/07/09
- 関連文書に JPCERT/CC 注意喚起を追加しました。
- 2015/07/10
- 対策方法とベンダ情報を更新しました。
- 2015/07/13
- タイトルを変更し、ベンダ情報と参考情報を更新しました。





























