公開日:2018/05/21 最終更新日:2018/08/20
JVNVU#91301831
BIND に複数のサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性
BIND には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が複数存在します。
- BIND 9.12.0
- BIND 9.12.1
BIND には、次のサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性が存在します。
- 少なくとも一つ以上の zone 情報を提供する、 NOTIFY メッセージの送信元を制限していない Slave サーバにおける、データベースのカウント処理に関する assertion failure - CVE-2018-5736
CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H 基本値: 5.3 - serve-stale 機能の実装における assertion failure および serve-stale 機能と NSEC aggressive negative caching との相互作用における意図しない動作 - CVE-2018-5737
CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H 基本値: 5.9
遠隔の攻撃者によって、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
開発者は、本脆弱性を修正した次のバージョンをリリースしています。
- BIND 9.12.1-P2
次のワークアラウンドを実施することで、本脆弱性の影響を軽減することが可能です。
- 信頼できるソースからのみ NOTIFY メッセージを受信する - CVE-2018-5736
- named.conf にて "max-stale-ttl" を 0 (ゼロ) に設定する (serve-stale 機能も無効となります) - CVE-2018-5737
ベンダ | ステータス | ステータス 最終更新日 |
ベンダの告知ページ |
---|---|---|---|
BizMobile株式会社 | 該当製品無し | 2018/08/17 | |
ジェイティ エンジニアリング株式会社 | 該当製品無し | 2018/06/14 | |
横河計測株式会社 | 該当製品無し | 2018/05/21 |
-
株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
BIND 9.12.xの脆弱性(DNSサービスの停止)について(CVE-2018-5736) -
株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
BIND 9.12.xの脆弱性(サービス性能の劣化及びDNSサービスの停止)について(CVE-2018-5737)
JPCERT 緊急報告 |
|
JPCERT REPORT |
|
CERT Advisory |
|
CPNI Advisory |
|
TRnotes |
|
CVE |
CVE-2018-5736 |
CVE-2018-5737 |
|
JVN iPedia |
- 2018/05/21
- 横河計測株式会社のベンダステータスが更新されました
- 2018/06/14
- ジェイティ エンジニアリング株式会社のベンダステータスが更新されました
- 2018/08/20
- BizMobile株式会社のベンダステータスが更新されました