公開日:2014/07/14 最終更新日:2014/07/14
JVNVU#91389735
Datum Systems の衛星モデムに複数の脆弱性
Datum Systems が提供する衛星モデムには複数の脆弱性が存在します。
- Datum Systems PSM-4500 シリーズ
- Datum Systems PSM-500 シリーズ
Datum Systems が提供する衛星モデム PSM-4500 シリーズおよび PSM-500 シリーズに搭載されている SnIP オペレーティングシステム では、FTP を使用できますが、デフォルトの設定が「認証なし」となっています。その結果、ファイルシステムに存在する機密情報を取得される脆弱性(CWE-220)が存在します。また、マニュアルには記載されていませんが、管理者用のユーザ ID とパスワードが admin / admin と設定されているため、情報を取得されたり、任意のコードを実行されたりする複数の脆弱性(CWE-798)が存在します。
遠隔の第三者によって、機器を完全に制御される可能性があります。
2014 年7月14日現在、対策方法は不明です。
| ベンダ | リンク |
| Datum Systems | Datum Systems | Products |
2014.07.14における脆弱性分析結果(CVSS Base Metrics)
| 評価尺度 | 評価値 | 説明 | ||
|---|---|---|---|---|
| 攻撃元区分(AV) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) | ネットワーク経由でリモートから攻撃可能 |
| 攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 中 (M) | 低 (L) | 攻撃成立に必要な条件はない |
| 攻撃前の認証要否(Au) | 複数 (M) | 単一 (S) | 不要 (N) | 認証は不要 |
| 機密性への影響(C) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | 全ての情報が漏えいする |
| 完全性への影響(I) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | 情報の正確さや完全さが全面的に損なわれる |
| 可用性への影響(A) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | システムの使用が全面的に阻害される |
Base Score:10.0
| JPCERT 緊急報告 |
|
| JPCERT REPORT |
|
| CERT Advisory |
|
| CPNI Advisory |
|
| TRnotes |
|
| CVE |
CVE-2014-2950 |
|
CVE-2014-2951 |
|
| JVN iPedia |
|
