公開日:2025/07/22 最終更新日:2025/07/22
JVNVU#91615135
エレコム製無線LANルータにおける複数の脆弱性
エレコム株式会社が提供する無線LANルータには、複数の脆弱性が存在します。
- WRC-BE36QS-B v1.1.3およびそれ以前のバージョン
- WRC-W701-B v1.1.3およびそれ以前のバージョン
エレコム株式会社が提供する無線LANルータには、次の複数の脆弱性が存在します。
- ドキュメント化されていないデバッグ機能を有効化される問題(CWE-912)
- CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:H/UI:N/VC:N/VI:H/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 6.9
- CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:N/I:H/A:N 基本値 4.9
- CVE-2025-46267
- Web管理画面におけるOSコマンドインジェクション(CWE-78)
- CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:H/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 8.6
- CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値 7.2
- CVE-2025-53472
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、当該製品のWeb管理画面にログイン可能な攻撃者によって、次のような影響を受ける可能性があります。
- デバッグ機能を有効化される(CVE-2025-46267)
- 任意のOSコマンドを実行される(CVE-2025-53472)
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアを最新版へアップデートしてください。
この脆弱性情報は、下記の方がJPCERT/CCに報告し、JPCERT/CCが開発者との調整を行いました。
報告者:株式会社ゼロゼロワン 早川 宙也 氏
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2025-46267 |
CVE-2025-53472 |
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JVN iPedia |
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