公開日:2025/12/12 最終更新日:2025/12/12

JVNVU#91654258
AzeoTech製DAQFactoryにおける複数の脆弱性

概要

AzeoTechが提供するDAQFactoryには、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • DAQFactory Release 20.7 (Build 2555)およびそれ以前

詳細情報

AzeoTechが提供するDAQFactoryには、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 境界外書き込み(CWE-787)
    • CVE-2025-66590
  • 境界外読み取り(CWE-125)
    • CVE-2025-66589
  • 初期化していないポインタへのアクセス(CWE-824)
    • CVE-2025-66588
  • ヒープベースのバッファオーバーフロー(CWE-122)
    • CVE-2025-66587
  • 型の取り違え(CWE-843)
    • CVE-2025-66586
  • 解放済みメモリの使用(CWE-416)
    • CVE-2025-66585
  • スタックベースのバッファオーバーフロー(CWE-121)
    • CVE-2025-66584

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • プログラムが割り当てられたメモリバッファの末尾を超えてデータを書き込まれ、任意のコードを実行されたり、システムクラッシュを引き起こされる(CVE-2025-66590)
  • プログラムが割り当てられたバッファの末尾を超えた領域からデータを読み取られ、メモリ内の情報が漏えいしたり、システムクラッシュを引き起こされる(CVE-2025-66589)
  • 任意のコードを実行される(CVE-2025-66588)
  • 特別に細工された.ctlファイルの解析中にメモリ破損を引き起こされ、現在のプロセスのコンテキストでコード実行される(CVE-2025-66587、CVE-2025-66586、CVE-2025-66585、CVE-2025-66584)

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。

ワークアラウンドを実施する
開発者は、ワークアラウンドの適用も推奨しています。

詳細は、ICS Advisoryを確認してください。

ベンダ情報

参考情報

  1. ICS Advisory | ICSA-25-345-03
    AzeoTech DAQFactory

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

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JPCERT REPORT
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