公開日:2020/11/18 最終更新日:2020/11/18

JVNVU#91732260
Paradox 製 IP150 に複数の脆弱性

概要

Paradox が提供する IP150 には複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Paradox IP150 ファームウェアバージョン 5.02.09

詳細情報

Paradox が提供する IP150 は Ethernet 通信モジュールです。
IP150 には次の複数の脆弱性が存在します。

  • スタックベースのバッファオーバーフロー (CWE-121) - CVE-2020-25189
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 9.8
  • バッファオーバーフロー (CWE-120) - CVE-2020-25185
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 8.8

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 遠隔の第三者によって、任意のコードを実行される - CVE-2020-25189
  • 当該製品にログイン可能なユーザによって、任意のコードを実行される - CVE-2020-25185

対策方法

2020年11月18日現在、対策方法は不明です。製品開発者に問い合わせてください。

ワークアラウンドを実施する
CISA が公開している情報を参考にセキュリティ対策を実施してください。

ベンダ情報

ベンダ リンク
Paradox IP150
Technical Support

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE CVE-2020-25189
CVE-2020-25185
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