公開日:2019/11/08 最終更新日:2019/11/08
      
        JVNVU#91743132
        トレンドマイクロ株式会社製の複数の製品におけるディレクトリトラバーサルの脆弱性
              
      
      トレンドマイクロ株式会社製の複数の製品には、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在します。
- ウイルスバスターコーポレートエディション XG SP1、XG および 11.0 SP1
- Apex One 2019
- ウイルスバスタービジネスセキュリティ 10.0 SP1、10.0、9.5 および 9.0
トレンドマイクロ株式会社が提供するウイルスバスターコーポレートエディション、Apex One およびウイルスバスタービジネスセキュリティには、ディレクトリトラバーサル (CWE-22) の脆弱性が存在します。
遠隔の第三者によって管理コンソールの認証が回避され、ルートユーザのアカウントでログインされる可能性があります。
パッチを適用する
開発者が提供する情報をもとにパッチを適用してください。
開発者は本脆弱性の対策として次のパッチをリリースしています。
ウイルスバスターコーポレートエディション用パッチ:
- ウイルスバスター コーポレートエディション XG Service Pack 1 Critical Patch (ビルド 5427)
- ウイルスバスター コーポレートエディション XG Critical Patch (ビルド 1962)
- ウイルスバスター コーポレートエディション 11.0 Service Pack 1 Critical Patch (ビルド 6638)
- Apex One 2019 Critical Patch (ビルド 2049)
- ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 10.0 Service Pack 1 Patch (ビルド 2179)
- ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 10.0 Patch (ビルド 1569)
- ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 9.5 Critical Patch (ビルド 1513)
- ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 9.0 Critical Patch (ビルド 4409)
              CVSS v3
              CVSS:3.0/AV:A/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
              
                
            
            
                  基本値:
                  8.8
                
                
              | 攻撃元区分(AV) | 物理 (P) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) | 
|---|---|---|---|---|
| 攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 低 (L) | ||
| 必要な特権レベル(PR) | 高 (H) | 低 (L) | 不要 (N) | |
| ユーザ関与レベル(UI) | 要 (R) | 不要 (N) | ||
| スコープ(S) | 変更なし (U) | 変更あり (C) | ||
| 機密性への影響(C) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
| 完全性への影響(I) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | |
| 可用性への影響(A) | なし (N) | 低 (L) | 高 (H) | 
                CVSS v2
                AV:A/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:P
                
                  
              
              
                    基本値:
                    5.8
                  
                  
                | 攻撃元区分(AV) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) | 
|---|---|---|---|
| 攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 中 (M) | 低 (L) | 
| 攻撃前の認証要否(Au) | 複数 (M) | 単一 (S) | 不要 (N) | 
| 機密性への影響(C) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | 
| 完全性への影響(I) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | 
| 可用性への影響(A) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | 
この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。




























