公開日:2019/11/11 最終更新日:2020/02/06
      
        JVNVU#91935870
        Trend Micro Anti-Threat Toolkit (ATTK) に複数の脆弱性
              
      
      Trend Micro Anti-Threat Toolkit (ATTK) には、任意のコード実行および権限昇格が可能な脆弱性が存在します。
- Anti-Threat Toolkit (ATTK) 1.62.0.1218 およびそれ以前
トレンドマイクロ株式会社が提供する Anti-Threat Toolkit (ATTK) には、次の脆弱性があります。
 
- CVE-2019-9491
 第三者が実行フォルダ配下に特定の不正なファイルを配置することで、任意のコードを実行される可能性があります。CVSS v3 CVSS:3.0/AV:L/AC:H/PR:L/UI:R/S:C/C:H/I:H/A:H 基本値: 7.5 CVSS v2 AV:L/AC:M/Au:S/C:P/I:P/A:P 基本値: 4.1 
- CVE-2019-20358
 第三者が実行フォルダ配下に特定の不正なファイルを配置することで、任意のコードを実行されたり、権限昇格を行われたりする可能性があります。CVSS v3 CVSS:3.0/AV:L/AC:H/PR:L/UI:R/S:C/C:H/I:H/A:H 基本値: 7.5 CVSS v2 AV:L/AC:M/Au:S/C:P/I:P/A:P 基本値: 4.1 
第三者によって、実行フォルダ配下に配置された不正なファイルを介して、任意のコードを実行されたり、権限を昇格されたりする可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートしてください。
| ベンダ | リンク | 
| トレンドマイクロ株式会社 | アラート/アドバイザリ:Anti-Threat Toolkitの脆弱性、CVE-2019-9491/CVE-2019-20358について | 
本件は、2020/11/11 に「Trend Micro Anti-Threat Toolkit (ATTK) における任意のコード実行が可能な脆弱性」として公開しましたが、新たに CVE-2019-20358 が発見されたことから、その内容を追記し「Trend Micro Anti-Threat Toolkit (ATTK) に複数の脆弱性」として更新したものです。
この脆弱性情報は、製品利用者への周知を目的に、開発者が JPCERT/CC に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
| JPCERT 緊急報告 |  | 
| JPCERT REPORT |  | 
| CERT Advisory |  | 
| CPNI Advisory |  | 
| TRnotes |  | 
| CVE | CVE-2019-9491 | 
| CVE-2019-20358 | |
| JVN iPedia |  | 
- 2020/02/06
- [タイトル]、[概要]、[詳細情報]、[想定される影響]、[JPCERT/CCからの補足情報]および[関連文書]に CVE-2019-20358 に関する情報を追記し、[ベンダ情報]を修正しました。





























