公開日:2019/12/13 最終更新日:2022/12/02
JVNVU#91952379
複数のオムロン製 PLC における複数の脆弱性
オムロン株式会社が提供する複数の PLC には、複数の脆弱性が存在します。
CVE-2019-18259、CVE-2019-18269
- Omron PLC CJ シリーズ 全バージョン
- Omron PLC CS シリーズ 全バージョン
- Omron PLC CJ シリーズ 全バージョン
- Omron PLC CS シリーズ 全バージョン
- Omron PLC NX1P2 シリーズ 全バージョン
オムロン株式会社が提供する複数の PLC には、次の複数の脆弱性が存在します。
- なりすましによる認証回避 (CWE-290) - CVE-2019-18259
遠隔の第三者によって、なりすましにより偽のメッセージが送信されたり、コマンドが実行されたりする。CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:L 基本値: 5.6 CVSS v2 AV:N/AC:H/Au:N/C:P/I:P/A:P 基本値: 5.1
- Capture-replay 攻撃による認証回避 (CWE-294) - CVE-2019-13533
遠隔の第三者によって PLC とコントローラ間の通信をモニターされたり、リクエストの再送が行われたりする。その結果、任意のタイミングでバルブの開閉等が行われる可能性がある。CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:C/C:L/I:L/A:H 基本値: 8.1 CVSS v2 AV:N/AC:H/Au:N/C:P/I:P/A:C 基本値: 6.6
- 外部からの操作制限不備 (CWE-412) - CVE-2019-18269
遠隔の第三者によって、ロック機能が制御される。CVSS v3 CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:H 基本値: 8.6 CVSS v2 AV:N/AC:L/Au:N/C:P/I:P/A:C 基本値: 9.0
遠隔の第三者によって製品の認証が回避され、通信内容が窃取されたり、コマンド実行やロック機能の制御等が行われたりする可能性があります。
ワークアラウンドを適用する
次の回避策を適用することで、各脆弱性の影響を軽減することが可能です。
詳しくは、開発者が提供する情報をご確認ください。
- FINS ポート (9600) へのアクセスを制限する
- IP アドレスを制限する
ベンダ | リンク |
オムロン株式会社 | 弊社 PLC に対する外部機関からの脆弱性指摘について |
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ICS Advisory (ICSA-19-346-02)
Omron PLC CJ and CS Series
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2019-13533 |
CVE-2019-18259 |
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CVE-2019-18269 |
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JVN iPedia |
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- 2022/12/02
- [タイトル]、[概要]、[影響を受けるシステム]、[詳細情報]を更新しました