公開日:2022/09/21 最終更新日:2022/09/21
JVNVU#92068429
Dataprobe製iBoot-PDUファームウェアにおける複数の脆弱性
Dataprobeが提供するiBoot-PDUファームウェアには、複数の脆弱性が存在します。
- Dataprobe iBoot-PDU ファームウェア 1.42.06162022 より前のバージョン
Dataprobeが提供するiBoot-PDUファームウェアには、次の複数の脆弱性が存在します。
- OSコマンドインジェクション (CWE-78) - CVE-2022-3183
- パストラバーサル (CWE-22) - CVE-2022-3184
- 情報漏えい (CWE-200) - CVE-2022-3185
- 不適切なアクセス制御 (CWE-284) - CVE-2022-3186
- 不適切な認可 (CWE-285) - CVE-2022-3187
- 不適切な認証 (CWE-863) - CVE-2022-3188
- サーバサイドリクエストフォージェリ (CWE-918) - CVE-2022-3189
脆弱性を悪用された場合、遠隔の第三者によって、次のような影響を受ける可能性があります。
- OSコマンドを実行される - CVE-2022-3183
- PHPページにアクセスされ、webrootディレクトリにファイルを書き込まれる - CVE-2022-3184
- デバイスに関する機密データを窃取される - CVE-2022-3185
- メイン管理ページを経由し、他のデバイス情報にアクセスされる - CVE-2022-3186
- 特定のPHPページにアクセスされ、配電ユニットのコンセントの状態を読み取られる - CVE-2022-3187
- PHPインデックスページを開かれ、デバイスの履歴ファイルをダウンロードされる - CVE-2022-3188
- 細工されたPHPスクリプトによって、ホストパラメータを変更される - CVE-2022-3189
アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。
ワークアラウンドを実施する
開発者は、使用していない場合はSNMPを無効にすることも推奨しています。
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。
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ICS Advisory (ICSA-22-263-03)
Dataprobe iBoot-PDU