公開日:2015/01/22 最終更新日:2015/01/22
JVNVU#92114748
Windows 向け iPass Open Mobile クライアントに任意のコード実行の脆弱性
Windows 向け iPass Open Mobile クライアントには、任意のコードが実行可能な脆弱性が存在します。
- iPass Open Mobile Windows Client version 2.4.4 およびそれ以前
コードインジェクション (CWE-94)
Windows 向け iPass Open Mobile クライアント (バージョン2.4.4 およびそれ以前) は、名前付きパイプを使ってプロセス間通信を行っています。また、クライアントが作成するサブプロセスの1つは SYSTEM 権限で動作します。認証されたユーザは、細工された Unicode 文字列を送ることで、任意の DLL ファイル (UNC パス上のものを含む) を登録することが可能です。その場合、指定された DLL ファイル中の DllMain 関数が SYSTEM 権限で実行されます。
遠隔の認証済みユーザによって、SYSTEM 権限で任意のコードを実行される可能性があります。
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
本脆弱性は version 2.4.5 で修正されています。
ベンダ | リンク |
iPass Inc. | iPass Open Mobile |
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CERT/CC Vulnerability Note VU#110652
iPass Open Mobile Windows Client contains a remote code execution vulnerability
2015.01.22における脆弱性分析結果(CVSS Base Metrics)
評価尺度 | 評価値 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
攻撃元区分(AV) | ローカル (L) | 隣接 (A) | ネットワーク (N) | ネットワーク経由でリモートから攻撃可能 |
攻撃条件の複雑さ(AC) | 高 (H) | 中 (M) | 低 (L) | 攻撃成立に何らかの条件が必要 |
攻撃前の認証要否(Au) | 複数 (M) | 単一 (S) | 不要 (N) | 単一の認証が必要 |
機密性への影響(C) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | 全ての情報が漏えいする |
完全性への影響(I) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | 情報の正確さや完全さが全面的に損なわれる |
可用性への影響(A) | なし (N) | 部分的 (P) | 全面的 (C) | システムの使用が全面的に阻害される |
Base Score:8.5
JPCERT 緊急報告 |
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JPCERT REPORT |
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CERT Advisory |
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CPNI Advisory |
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TRnotes |
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CVE |
CVE-2015-0925 |
JVN iPedia |
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