公開日:2025/07/01 最終更新日:2025/07/01
JVNVU#92266386
コンテック製CONPROSYS HMI System(CHS)における複数の脆弱性
コンテック製CONPROSYS HMI System(CHS)には、複数の脆弱性が存在します。
- CONPROSYS HMI System(CHS)3.7.7より前のバージョン
株式会社コンテックが提供するCONPROSYS HMI System(CHS)には、次の複数の脆弱性が存在します。
- 反射型クロスサイトスクリプティング(CWE-79)
- CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:A/VC:N/VI:N/VA:N/SC:L/SI:L/SA:N 基本値 5.1
- CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:L/I:L/A:N 基本値 6.1
- CVE-2025-34021
- デバッグコードへの機密情報の挿入(CWE-215)
- CVSS:4.0/AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:L/VI:N/VA:N/SC:N/SI:N/SA:N 基本値 6.9
- CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N 基本値 5.3
- CVE-2025-34040
想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。
- 当該製品にアクセスしている状態のユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される(CVE-2025-34021)
- 当該製品上のPHP実行環境に関する情報を取得される(CVE-2025-34040)
アップデートする
開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートしてください。
開発者は本脆弱性を修正したVer.3.7.7をリリースしています。
ベンダ | リンク |
株式会社コンテック | CONPROSYS HMI System(CHS)の脆弱性について(PDF) |
この脆弱性情報は、下記の方がVulnCheck Inc.に報告した後、VulnCheck Inc.が製品開発者に直接報告しました。
その後、製品開発者からの調整依頼にもどづきJPCERT/CCがVulnCheck Inc.と開発者と調整を行いました。
報告者: Converge Technology Solutions Alex Williams 氏