公開日:2022/07/13 最終更新日:2022/07/20

JVNVU#93246341
複数のDahua製品における複数の脆弱性

概要

Dahuaが提供する複数の製品には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • Dahua ASI7系 ファームウェア v1.000.0000009.0.R.220620より前のバージョン
  • Dahua IPC-HDBW2系 ファームウェア v2.820.0000000.48.R.220614より前のバージョン
  • Dahua IPC-HX2系 ファームウェア v2.820.0000000.48.R.220614より前のバージョン

詳細情報

Dahuaが提供する複数の製品には次の複数の脆弱性が存在します。

  • アップロードするファイルの検証が不十分 (CWE-434) - CVE-2022-30560
  • Capture-replay による認証回避 (CWE-294) - CVE-2022-30561、CVE-2022-30563
  • 機微な情報を含むエラーメッセージの生成 (CWE-209) - CVE-2022-30562

想定される影響

脆弱性を悪用された場合、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 遠隔の第三者によって、当該機器をサービス運用妨害(DoS)状態にされる - CVE-2022-30560
  • 遠隔の第三者によって、中間者攻撃によりログイン成功時の通信内容を再送信され、パスワードなしでアクセスされる - CVE-2022-30561
  • 遠隔の第三者によって、エラーメッセージから有効なユーザ名を窃取される - CVE-2022-30562
  • 遠隔の第三者によって、中間者攻撃によりONVIFを通してログインに成功した通信内容を再送信され、認証済みユーザとして当該機器にアクセスされる - CVE-2022-30563

対策方法

アップデートする
開発者は、アップデートを提供しています。
詳細は、開発者が提供する情報をご確認ください。

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
JVN iPedia

更新履歴

2022/07/20
ICS Advisoryの更新に伴い、全面的に更新しました