公開日:2021/04/16 最終更新日:2021/04/16

JVNVU#94098767
Schneider Electric 製 C-Bus Toolkit における複数の脆弱性

概要

Schneider Electric 社が提供する C-Bus Toolkit には、複数の脆弱性が存在します。

影響を受けるシステム

  • C-Bus Toolkit v1.15.7 およびそれ以前

詳細情報

Schneider Electric 社が提供する C-Bus Toolkit には、次の複数の脆弱性が存在します。

  • 不適切な特権管理 (CWE-269) - CVE-2021-22716
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 7.8
  • パストラバーサル (CWE-22) - CVE-2021-22717
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 8.8
  • パストラバーサル (CWE-22) - CVE-2021-22718
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 7.8
  • パストラバーサル (CWE-22) - CVE-2021-22719
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H 基本値: 8.8
  • パストラバーサル (CWE-22) - CVE-2021-22720
    CVSS v3 CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N 基本値: 6.5

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

  • 非特権のユーザがファイルを変更することによって、任意のコードを実行される - CVE-2021-22716
  • 構成ファイルの処理の不備により、遠隔の第三者によって、任意のコードを実行される - CVE-2021-22717
  • プロジェクトファイル復元処理の不備により、遠隔の第三者によって、任意のコードを実行される - CVE-2021-22718
  • ファイルアップロード処理の不備により、遠隔の第三者によって、任意のコードを実行される - CVE-2021-22719
  • プロジェクト復元の処理の不備により、遠隔の第三者によって、任意のコードを実行される - CVE-2021-22720

対策方法

アップデートする
開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートしてください。
開発者は、脆弱性を修正した次のバージョンをリリースしています。

  • C-Bus Toolkit v1.15.8

ベンダ情報

ベンダ リンク
Schneider Electric Schneider Electric Security Notification

参考情報

  1. ICS Advisory (ICSA-21-105-01)
    Schneider Electric C-Bus Toolkit

JPCERT/CCからの補足情報

JPCERT/CCによる脆弱性分析結果

謝辞

関連文書

JPCERT 緊急報告
JPCERT REPORT
CERT Advisory
CPNI Advisory
TRnotes
CVE
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